山形県内各地でクマの出没が相次いでいます。
山形市では、きのうからきょうにかけて住宅街の近くでクマが目撃されています。
県は、冬眠に向けてクマが活発に活動するこの時期は、特に注意が必要だと呼びかけています。
きょう午前8時49分ごろ、山形市花楯2丁目でクマ1頭が目撃されました。

クマは体長およそ1メートルとみられ目撃された場所は住宅が密集し保育園や中学校などもあるエリアで警察は付近の道路を規制するなどして警戒を呼び掛けました。


山形市では、今週に入って少なくとも17件以上の目撃情報が寄せられています。
県によりますと、今年県内でクマが目撃された件数は、今月19日時点で1673件に上り、統計をはじめた2003年以降最多の記録を更新し続けています。
また、今月に県内で目撃されたクマの件数は361件に上り、この数字は、たった半月ほどで去年1年間に県内で目撃された数を上回っています。

秋は、冬眠に向けてクマが活発に活動する時期となっていて、県や警察などがクマが目撃された場所や山を歩く際などは周囲に注意するよう呼びかけています。














