強い寒気の影響で各地で今季一番の寒さとなった、きょう。北海道では、北部の平野でも雪が積もりました。

11月中旬並みの寒気が流れ込んだ影響で、今季一番の寒さとなった北海道。北部の幌加内町では、午後2時までの24時間で5センチの雪が降り、一面、銀世界が広がりました。

記者
「午前9時過ぎの東京駅前です。風が冷たく、多くの人が上着を着ています」

東京都心でも最低気温13.9℃を記録し、今季一番の冷え込みとなりました。

大学生(20代)
「7時半ぐらいに(家を)出るんですけど、そのくらいだと、やっぱ寒いなって感じます。最低(気温)12℃くらいって聞いたので、ちょっと準備しました」
会社員(20代)
「鍋食べたいですね、キムチ鍋とか。1人で作ってみようかな。スーパー寄って、鍋の素でも買って帰ろうかな」

東京都心では先週末、2日連続で夏日を記録したものの、きのうから気温が急降下。あすは最低気温11℃と、きょうよりも冷え込むことが予想されます。

このまま一気に秋は深まっていくのでしょうか。

気象庁 異常気象情報センター  及川義教 所長
「今後、冬に向かう季節の進行が遅いという状況が予測され、11月の気温は全国的に高い見込み」

気象庁はさきほど、11月から来年1月までの3か月予報を発表。11月は高温傾向ですが、12月と1月は平年並みの冬らしい冷え込みとなる見込みだということです。

気象庁の担当者は「一時的に強い寒気が入って日本海側を中心に大雪となる可能性もある」として、注意を呼びかけています。