宮城県南三陸町の神社では、江戸時代から伝わる正月用の神棚飾りの「きりこ」づくりが最盛期を迎えています。
南三陸町志津川の上山八幡宮です。

社務所では、宮司たちが、型紙に合わせて和紙を餅やお神酒などの供え物の形に切り抜いていきました。「きりこ」は、不漁不作の年でも供え物をしたいとの人々の願いから始まったとされていて、正月に新たな「きりこ」を飾ります。

7日は、三陸沿岸の大漁祈願の縁起物とされる鯛や扇が網にかかった様子をかたどった「鯛飾り」も作られました。
上山八幡宮 工藤庄悦宮司:
「新しい年をみなさま健やかにお迎えいただきたいと願っております」

上山八幡宮では、12月15日から準備した「きりこ」を配布するということです。















