冬の便りです。盛岡地方気象台は21日に岩手山の初冠雪を観測したと発表しました。
8時過ぎ、盛岡市の高松の池から見た岩手山は厚い雲でおおわれていました。

盛岡地方気象台によりますと、岩手山の初冠雪は平年より8日遅く、2024年より1日遅い観測です。
木々が色づき始めた池の周辺を散歩する人たちも冬の訪れを感じていました。

「歩きながら(岩手山が)白くなっているなと見て、寒いなと思いながら。今朝寒かった部屋も。本当に冬が来るんだなとという、そんな感じですね。」

21日の最低気温は、一番下がった宮古市区界で氷点下0.6度。このほか盛岡市薮川で1.5度、盛岡は5.3度でした。
上空に強い寒気が入り込んだ影響で、34の観測地点のうち19か所で今季一番の冷え込みとなりました。