2026年2月に『ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック』が控えるなか、フィギュアスケートで新潟市出身の中井亜美選手が快挙を遂げました。
日本勢3人目となる、GPシリーズ初出場、そして初優勝です。
18日にフランスで行われたフィギュアスケートグランプリシリーズ第1戦。
新潟市出身で初出場の中井亜美選手(17歳)が鮮やかなトリプルアクセルを決め、ショートプログラムでは今シーズン世界最高で日本歴代4位となる78.00点を叩き出し、首位に立ちます。
フリーでは、冒頭のトリプルアクセルで手を付いたものの、その後のジャンプでは
2連続の3回転ジャンプを決めるなど、大きなミスなく圧巻の演技を披露。
最後には笑顔でガッツポーズをみせました。
そして、採点結果が知らされると、「おー!うそ。どうしよ、どうしよ…」と
困惑しながらも、コーチとともに涙を流して喜びました。
中井亜美選手は、元世界女王の坂本花織選手らを破り、日本勢史上3人目となるデビュー戦での初優勝でした。
「びっくりしてるんですけど、坂本選手と住吉選手と一緒に試合に出られたことも一つの経験だし、良い思い出で終われたことはすごく嬉しいです」
『ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック』のフィギュアスケート女子シングルで日本の出場枠は3枠。最終選考会となる12月の全日本フィギュアに向けて、素晴らしいスタートを切ったフィギュアスケートのニューヒロイン・中井亜美さん。
今後の活躍が期待されます。