大学相撲で変わったこだわり 「勝ったやつが強い」

小学1年生で相撲を始め、高校までは「きれいな勝ち方」にこだわっていた遠藤選手。しかし、大学では勝利に対してよりどん欲になったと言います。その表れのひとつが、四つ相撲に磨きをかけたことでした。

遠藤聖大選手「高校のときは勝ち方にこだわっていたが、大学の最初も勝ち方にはこだわっていたんですけど、途中で勝ち方にこだわっても勝たないと意味がない。勝ったやつが強いという気持ちになったので。勝ちへの意識は高まっていますかね。大学2年生の途中から四つに自信も持ってきて四つに力を入れるようになってきた」

食べるのも稽古のうち。

後輩の川端翔伍選手(現大翔丸・左端)とともに食事をとる遠藤聖大選手

練習のあとは部員全員で食事の時間です。高校の後輩でもある1学年下の川端翔伍選手(現大翔丸)らと箸を進めます。「他愛のない話」も盛り上がります。

遠藤聖大選手「定年したら(家業の)カキ養殖したいわ。家のカキ養殖手伝いてぇ、定年になったら」

川端翔伍選手「自分も定年したら、そこ働きにいきます」

遠藤聖大選手「船が…沈む」

川端翔伍選手「私生活にしても、相撲に対してもきっちりしていて、見習える先輩です」

遠藤聖大選手「まぁその通りですね。間違ってないです。何も間違っていないです…とは言えずに。ありがたいですね」