今月インドで行われた世界パラ陸上1500mで銀メダルに輝いた、山形市出身の戸田夏輝選手が、きょう山形市役所を訪れ、大会結果を報告し今後の目標と意気込みを語りました。
山形市役所を訪れたのは、今月4日、インドのニューデリーで行われた世界パラ陸上の1500m知的障害で(T20クラス)銀メダルを獲得した、戸田夏輝選手です。
戸田選手は、世界選手権初出場ながらも前半から攻める強気な走りや持ち前の粘り強さで、自己記録を更新する3分52秒45をマークし第2位に輝きました。
NDソフトアスリートクラブ 戸田夏輝 選手「世界パラは初めての出場でしたが、メダルが取れてよかったです。今後もまた大きな大会があると思いますのでそれも上位をとっていけるように頑張りたいです」
世界パラ陸上 日本代表コーチ 熊坂香織さん「夏輝君らしい走りができたことによっての銀メダルだったので、とにかく私たちも泣いて喜んで、こんないいレースをして世界で戸田夏輝がアピールできるとは思っていなかったので、まずはちょっとほっとした気持ちと、うれしい気持ちと、たくさん感じさせてもらいました」
今後戸田選手は、来年名古屋で開かれるアジアパラ競技大会や2028年のロサンゼルスパラリンピックに向けてトレーニングを行っていくということです。
山形から世界へ。戸田選手の更なる活躍に期待です。




