高松市保健所によりますと、今月15日午後4時ごろ、市内の飲食店を利用したグループの勤務先から、「複数名が体調を崩している」といった連絡がありました。
このグループ19人を調査したところ、今月10日高松市片原町にある「BERNERS art&diner」(バーナーズアートアンドディナー)を利用していて、このうち14人が下痢と腹痛などによる食中毒症状を訴えていることが判明したということです。

14人の症状と潜伏期間がカンピロバクター【画像①】によるものと一致し、このうち10人の便からカンピロバクターが検出されたこと、原因と考えられる飲食物がこの飲食店で提供された食事に該当することなどから、この飲食店で提供された食事が原因とされる食中毒と断定したということです。
提供された食事は、
・鶏肉の炭火焼(たたき風)
・スモークサーモンと貝柱のマリネ
・たきこみ山菜おこわ
・生ハム
・サラダ
・フライドポテト
・イカの天ぷら
・ナッツ盛り合わせ
などということです。
高松市保健所は、食事を提供した飲食店を、きょう(20日)から今月22日まで3日間の営業停止処分としています。