警視庁本富士署がスイーツの専門学校と特殊詐欺被害の防止を呼びかけました。

きょう、東京・文京区のスイーツの専門学校で行われたのは、特殊詐欺被害の防止を呼びかけるプレートがのせられた特製のケーキ作りです。

「完成でーす!」

「あまいお菓子は美味しいけれど、あまい話はご用心!!」と題して行われたこのイベントでは、他にも、お菓子の配布を通じた学生たちによる市民への呼びかけなどが行われました。

本富士署によりますと、管内の特殊詐欺の被害は今年に入り今月10日までに13件、あわせておよそ1億5600万円の被害が出ていて、去年の同じ時期と比較して件数も被害総額も増加。特に警察官を装った詐欺被害が深刻化しているということです。

本富士警察署の神永信哉署長は、「若い世代も詐欺被害に遭っているので、自分は大丈夫と思わないでほしい」としています。