実りの秋です。宮崎県延岡市北方町の農園では、特産の次郎柿の収穫が20日から始まりました。

角ばった形とシャキシャキとした歯ごたえが特徴の「次郎柿」。
延岡市北方町では、十数件の農家が栽培しています。

このうち、およそ150本の柿の木がある「田口ファミリーファーム」の果樹園では20日から収穫作業が始まり、たわわに実った次郎柿を色づきを確かめながら一つ一つ丁寧に収穫していました。

今年は、夏場、暑かったことから、色づきが1週間ほど遅れたものの、味、見た目ともに例年通りのいい出来だということです

(田口ファミリーファーム 岩切祐美子さん)
「固い柿が好きな人と柔らかい柿が好きな人がたくさんいるので、いろんな自分の好きな硬さを楽しむといいと思う」

次郎柿の収穫は、これからピークを迎え、来月下旬まで続くということです。