南さつま市の沖合の海で、18日午前、友人らとダイビングしていた福岡県の男性が行方不明となっています。

行方が分からなくなっているのは、福岡県に住む60代の男性です。

串木野海上保安部によりますと、男性は18日午前6時半ごろに南さつま市の坊泊漁港を出港し、午前10時ごろから、友人5人といっしょに、南さつま市の野間半島から北北西およそ1キロの沖合の海で、ダイビングをしていました。

その後、友人らはおよそ30分後にダイビングを終え、船に戻りましたが、男性だけが浮上してこなかったということです。

男性の友人から118番通報を受け、串木野海上保安部の巡視艇1艇と十管本部のヘリコプター1機が出動し付近の海域を捜索していますが、男性は見つかっていません。男性は、ダイビング経験40年以上のベテランで、上下黒のダイビングスーツを着ていて、灰色の酸素ボンベを背負っていたということです。

現場周辺の海は、深さ12メートルから25メートル前後で、当時、波は穏やかだったということです。

今後、消防や地元の漁協関係者も加わり、捜索を続けるということです。