黒部峡谷鉄道の今シーズンの乗降客数は41万4000人余りと、昨シーズンに比べて1,5倍増加したことが分かりました。

宇奈月から欅平までを結ぶ黒部峡谷鉄道は今シーズン、コロナ禍に加えて春先の積雪で営業開始が遅れたこともあって開通当初は利用が伸び悩みました。

しかし、夏場以降の、国や県の旅行支援などが功を奏し需要が回復、最終的に今シーズンの利用客数は41万4533人と昨シーズンの1.5倍にまで増加しました。

一方でコロナ禍前と比較すると海外客は入国規制の影響で、5パーセントと遠く及ばず、観光客数全体としてもコロナ禍前の6割ほどにとどまっています。

黒部峡谷鉄道はことし1月に運行し好評だった冬のトロッコを、来年2月から3月に計10日運行する予定で、現在、予約を受け付けています。