10日午後、福岡市博多区で酒を飲んで乗用車を運転したとして、22歳の無職の男が逮捕されました。男は車を乗り捨てて逃走した後、すぐに確保されていましたが、裏付け捜査を経て逮捕に至ったということです。
酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは福岡市南区に住む22歳の無職の男です。
22歳の男は10日午後0時20分ごろ、博多区冷泉町で酒を飲んで乗用車を運転した疑いが持たれています。
警察によりますと22歳の男は事件の直前、パトロール中の警察官に停止を求められたものの逃走。約2分後に車を乗り捨ててさらに逃げようとしましたが、すぐに確保されたということです。
その後の検査で22歳の男の呼気から基準値の2倍近いアルコールが検出されていました。警察は、22歳の男が運転していた裏付け捜査をして17日に逮捕したということです。

取り調べに対し、22歳の男は「祖父名義のメルセデスベンツを体内にアルコールを残した状態で飲酒運転したことは間違いありません」などと話し、容疑を認めているということです。
警察は、パトカーから追跡されている途中に車から降りて逃走した男性についても酒気帯び運転(同乗)容疑での立件を視野に捜査しています。