<井手春希キャスター>
「さくら保育園」が8月25日に静岡県裾野市に提出したという調査報告書。市は3人が子どもに行ったとされる「15の虐待行為」を公表していますが、この調査報告書には「撮影した写真に不適切なコメントをつけてグループに配信する」というこれまで公表されていない行為も記載されていました。
これについて裾野市は、これまで公表してきた15項目の中の「撮影行為」に含まれると説明していましたが、さきほど、見解を改め、16項目目の不適切行為として認めました。
もう一つの注目すべきポイントとして、該当するクラス外の職員へのヒアリングです。「1歳園児の泣き声が目立った」「職員の言葉遣いが汚い、きついと感じた」「少しやりすぎなのかなと思う場面があった」「園児を叱る保育方針だと思った」「現場を見ても誰かに言えない、相談できない状況だった」これらはヒアリング結果ですが、閉ざされた保育現場で何があったのか、を解き明かすうえで重要な内容です。
これらの結果について、静岡県立大学短期大学部の永倉みゆき教授は「保育園はチームで働く職場で、おかしいと感じても相談しにくい環境でもある。明らかにおかしいことも、当たり前に感じるようになってしまう。これはどこの園でも起こりうること」と保育現場の現状を分析した上で「外部の目を入れて客観的に保育園を見ることが大切だ」と話していました。
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