神戸税関で、違法薬物を摘発する麻薬探知犬の「ハードル号」がデビューしました。

 麻薬のにおいがついた袋を見つけたのは、麻薬探知犬・ハードル号。2歳のメスのラブラドールレトリーバーで、今年2月から約4か月間、千葉県内で訓練を受け、麻薬探知犬の試験に合格。6月に神戸税関に配属され、9月から実働を開始したということです。

 (神戸税関監視部の“ハンドラー” 今西健人さん)「ハードルを跳び越える。直面している課題に対してしっかり着実に乗り越えていって、不正薬物の摘発を目指したい」

 ハードル号は、神戸港のほか国際化の進む神戸空港などで旅客のスーツケースなどに入った薬物を見つけ出し、摘発を目指していきます。