10月17日は「沖縄そばの日」。そば粉を使わない麺でありながら、1978年10月17日、公正取引委員会に「そば」として認められたことにちなみ制定されました。

これを記念したイベント「沖縄そばの日フェスタ」が那覇中央郵便局で16日から開かれていて、“そばじょーぐー” (そば好き)たちが集まりました。

「沖縄そばの日フェスタ」は沖縄のソウルフード沖縄そばの魅力を広くPRしようと沖縄生麺協同組合が開催していて、久米島や宮古・八重山など離島の製麺所も出品、本島ではなかなか流通しない珍しい沖縄そばの数々がズラリと並びます。

▼来場者
「お安いですし、いろんな離島のそばが選べますので毎年楽しみで来ています」
「いろんな種類があるので楽しみ。内地の息子の方に(送る)」

そばをその場で箱詰め!

来場者は3袋6食分を自由に組み合わせて購入できるほか、会場が郵便局でその場で箱詰めして全国発送もできるとあって、両手いっぱいに袋を抱える人も―

屋外に設けられたイートインスペースでは、宮古島市の「久松製麺所」が本島初上陸となる「まかない生そば」を提供。茹で麺がスタンダードの沖縄そばにあって、小麦が香る生麺を使った「まぜ麺タイプ」のユニークな沖縄そばです。

――與那嶺啓キャスター
「細麺が鰹節やネギとよく絡んで、出汁の風味がよく効いていておいしいです」

汁なしでいただくまぜ麺で濃い味を楽しんだあとは、途中でスープを加えて “味変” を楽しむもよし。来場者は「タレをかける新しい食べ方にもチャレンジしてみたい」と楽しみ方をイメージしていました。

キッチンカーも商売繫盛

▼来場者
「ひと括りで沖縄そばって思っていたけど、宮古も久米島もある、知らなかったのでみんなに広めようかな」

▼沖縄生麺協同組合・伊波興健理事長
「二十数年(このイベントを)やっています。小さい子からお年寄りの方までみんなで美味しくいただいてほしいと思います」

「沖縄そばの日フェスタ」の開催は那覇中央郵便局で、17日までです。