アメリカのトランプ大統領が“インドがロシア産石油の購入停止を約束した”と発言したことをめぐり、インド政府は「アメリカとのエネルギー協力に関する協議は継続中だ」と述べるにとどめ、立場を明確にしませんでした。
アメリカのトランプ政権は、ウクライナ侵攻を続けるロシアから石油を購入しているとして、インドへの関税を引き上げ、圧力を強めていましたが、トランプ氏は15日、インドのモディ首相がロシア産石油の購入停止に合意したと説明しました。
トランプ氏の発言を受け、インド外務省は16日の声明で、「アメリカとのエネルギー協力に関する協議は継続中だ」と述べるにとどめ、石油調達をめぐる政策転換について肯定も否定もしませんでした。
また、「不安定なエネルギー情勢において、インドの消費者の利益を守ることが一貫した優先事項だ」としています。
一方、インドメディアによりますと、ロシアのデニス・アリポフ駐インド大使は「ロシア産の石油はインド経済にとって重要だ」などと強調したうえで、ロシアはインドとアメリカの問題に干渉しない考えを示したということです。
注目の記事
「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

愛媛県民は「を」を「WO」と発音? 47都道府県調査で見えた驚きの「常識」

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」

大阪王将 ドーナツ業界に進出「ぎょーナツ」餃子味、麻婆豆腐味って? 異業種が参入するワケ【Nスタ解説】

1枚500円なのに交換は440円分…農水大臣が「おこめ券」にこだわる理由、百貨店商品券との違い【Nスタ解説】









