2歳の長女を虐待し死亡させたとして夫婦が起訴されました。

 起訴されたのは、紀の川市の建設業・平晴流被告(26)と、妻の菜々美被告(26)です。起訴状によりますと平被告らは、長女の流菜ちゃん(2)が極度に痩せた状態になっていたにもかかわらず、医師の治療を受けさせず死亡させたとして保護責任者遺棄致死の罪に問われています。

 警察によりますと、流菜ちゃんの死亡時の体重は6kgと平均の約半分で、平被告らは流菜ちゃんを自宅に放置し、長男だけを連れて繰り返し出かけていたということです。

 和歌山地検は2人の認否を明らかにしていませんが、警察の調べに対し「去年秋から食事量を減らし始め、今年5月ごろから虐待がエスカレートした」などと供述しているということです。