40歳年上の交際男性がホテル一室でトイレに行った隙に、腕時計や指輪などを盗んだとして、23歳の女が逮捕されました。

 京都府警下京署が10月16日、窃盗の疑いで逮捕したのは、京都市右京区の会社員の女(23)です。

 逮捕容疑は、今年7月30日の午後2時17分ごろから午後2時21分ごろまでの間に、JR京都駅近くのホテルの一室で、京都府精華町の会社社長の男性(63)の腕時計1点(100万円相当)と指輪1点(100万円相当)、および現金約15万円を盗んだというものです。

 女は被害男性とこの日に現場ホテルにチェックインし、男性がトイレに行った隙に、机の上に置いていた腕時計と指輪を盗んだほか、財布から約15万円ほどを抜き取り、そのまま部屋から逃走したとみられています。

 女と被害男性は当時、交際開始から半年ほどだったということです。

 防犯カメラの映像などから、女が容疑者として浮上。取り調べに対し女は、「腕時計と指輪を盗んだことに間違いないが、現金は盗んでいない」と容疑を一部否認しています。

 盗まれた腕時計と指輪はまだ見つかったおらず、同署はすでに売却された可能性もあるとみて、捜査を進めています。