大阪・関西万博のシンボルとなった大屋根リングのCLTパネルが愛媛県に無償譲渡され、来年の全国植樹祭でステージなどに再利用されることが決まりました。
大阪・関西万博の会場を囲むようにつくられ、世界最大の木造建築物としてギネス世界記録にも認定された大屋根リング。遊歩道になっていた屋根部分の木材=CLTパネルのおよそ8割を愛媛県産が占めています。
これを踏まえ、愛媛県が博覧会協会に対し、来年5月に松山市で開かれる全国植樹祭での再利用を提案し、CLTパネル18枚の無償譲渡が決まりました。
譲渡されるのは、長さ8.2メートル、幅2.4メートルのパネル18枚で、全国植樹祭では両陛下が歩かれる道やステージなどに活用されるということです。
愛媛県の中村知事は「来年の全国植樹祭の理念に掲げている森林資源の循環利用を目に見えるかたちで示すとともに愛媛の林業や木材産業をPRしたい」と話しています。
注目の記事
「“離脱して良かった”という声の方が多い」自公連立に“終止符”を打った会談の裏側と「高市総裁は総理になれるのか?」公明・斉藤代表に聞いた【news23】

敗者の脳は語る— マウス社会の「負けグセ」をつくるスイッチを発見! 脳から特定の部位を取り除くと…

【クマ襲撃】被害者の9割が顔面損傷…鼻がなくなり骨は粉砕「体を大きく見せようと立ち上がって…」医師が語るクマ外傷の実態 47歳男性はあの日を境に人生が一変

特集戦後80年「総理所感」は何を伝えたのか 沖縄戦体験者「歴史直視を」

「あの日までのお母さんも死んだ」“たった15分の横着”が奪った夫と日常 1枚800kgの鉄板落下事故 被害者家族が訴え「被害者にも加害者にもさせないために」

乳房再建は “形” でなく “生き方” 取り戻す治療…富山大学で進む乳房再建の最前線









