去年、岡山県内の私立高校の野球部で、男子生徒が複数の上級生からいじめを受けていたことが分かりました。被害者の生徒は、適応障害と診断され、退学を余儀なくされたとして会見を開きました。
(被害にあった男子生徒)
「受けた行為などによって、一時期は野球を見ることすら嫌になるほどでした」
会見で当時の苦しみをこう語ったのは、兵庫県に住む17歳の男子高校生です【画像①】。

この男子高校生は去年4月、岡山県内の私立高校に入学し、部活動は甲子園出場経験もある野球部に入部しました。
しかし、この生徒によりますと入部直後から去年9月にかけて、複数の上級生から「死ね、消えろ」などの暴言を吐かれたり、肛門に空気入れの先端を入れられるなどの暴行を受けたりしたということです。
