国会での総理大臣指名選挙を前に、連立政権樹立を見据えた自民党と日本維新の会の政策協議が先ほどから始まりました。国会記者会館から中継です。
午後3時から始まった協議は、まだ続いていますが、報道陣に公開された冒頭、自民、維新の幹部の表情は和やかなものでした。
維新・藤田氏
「ちゃんと寝られてますか、寝れてますか」
自民・高市氏
「いや、いろんなことを…」
協議で維新側は党として掲げる、▼副首都構想や、▼社会保障改革などを自民党側に求めているものとみられます。
基本政策はおおむね一致していると話す両党にとって、争点の一つになるとみられるのが「政治とカネ」をめぐる対応です。
なかでも企業・団体献金をめぐっては、維新が廃止を主張しているのに対し、自民党は「廃止よりも透明化」を訴えていて、意見に隔たりがあります。
21日に召集の臨時国会までに残された時間はわずかで、「中途半端な交渉はできない」と意気込む維新が自民党と折り合えるかどうかは見通せません。
維新は総理指名選挙での野党候補一本化に向けて、立憲民主党、国民民主党とも協議を続けていましたが、自民党との政策協議が始まったことを受け、中断することになりました。
国民民主党 榛葉賀津也 幹事長
「(維新側は)明日中に結論をもらうようにすると、自民党から明日までに維新の提案を飲めるか。したがって、明日中には(維新が)連立入りするかどうかの結論が出ると思います」
今回の政策協議の結果が次の政権の枠組みに直結することになります。
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