今月14日、竹富町の路上で天然記念物のヤエヤマセマルハコガメを所持したとして、文化財保護法違反の疑いで中国籍の男が逮捕されました。※当初記事で容疑者の性別の記載に誤りがありました。お詫びして訂正します。

文化財保護法違反の疑いで逮捕されたのは自称中華人民共和国深圳市の自営業・潘浩杰容疑者(26)です。

警察によりますと、今月13日に竹富町の路上で「不審車両が止まっていて、ガサゴソと音を立てている」と付近住民から通報がありました。

車両を発見した警察が近くにいた潘容疑者に対して職務質問を行ったところ、潘容疑者のレンタカーから、天然記念物のヤエヤマセマルハコガメ35匹が見つかったということです。

容疑者が所持していたうちの1匹 提供:沖縄県警


職務質問の後、環境省の職員がカメを確認したところ、天然記念物と判明し、翌日の14日に警察が潘容疑者を逮捕しました。

警察は、潘容疑者がヤエヤマセマルハコガメを所持していた目的などについて詳しく調べています。