青森県にある八戸学院光星が、2026年春の選抜出場を確実としました。高校野球・秋の東北大会の準決勝で聖光学院(福島県)を完封で下しました。
光星は初戦と準々決勝を大差で勝ち進み、前回王者の聖光学院と対戦しました。
初回、光星は2番と3番が連打でチャンスを作ると、4番・北口の犠牲フライで先制します。
5回には、先発のエース・北口が2アウトから得点圏に走者を許しますが、粘りのピッチングで無失点に抑えます。
エースの力投に3番・新谷がこたえます。
まずは6回、1アウト2、3塁のチャンスでセカンドゴロの間に追加点を挙げます。続く7回には、再び満塁の場面で打席に立つと―。新谷の2打席連続のタイムリーヒットでリードを広げます。
大量リードをもらったエース・北口は、最後まで1人で投げ切って無失点。聖光学院を7対0の完封で下し、決勝に進出。2026年の選抜甲子園の東北出場枠は「3」のため、2年ぶりの選抜出場を確実にしました。
八戸学院光星 仲井宗基 監督
「全国レベルのチームにしっかり勝てたというのは、本校にとっては財産にもなるし、自信にもつながると思う」
投打で活躍 八戸学院光星 北口晃大 選手
「センバツがかかっている試合だとわかっていたので、自分が抑えて、みんなで打ってくれて、ここまで来たら優勝したいです」
神宮大会出場をかけた16日の秋の東北大会決勝では、岩手県代表の花巻東と対戦します。