メディアや広告業界の未来を考えるフォーラムが先週、東京で開かれました。

このフォーラムはテレビの視聴率データなどを提供する会社、ビデオリサーチが毎年開いています。2025年は「Next STANDARD」をテーマに、2日間で19のセッションが設けられました。このうち、地域とメディアのあり方について考えるセッションには、県観光政策課の谷脇三和企画監と、KUTVテレビ高知編成ブランディング部の村山まや部長が登壇。人口減少が進む中、持続可能な地域活性化への鍵として、行政・メディアそれぞれの立場で“高知のファン”を増やす取り組みをしていることを紹介しました。

(高知県観光政策課 谷脇三和 企画監)
「県出身の方が高知県の外に出られたとしても、関係人口としてファンを作っていただく、高知を離れてもPRしていただくという意味で、出ていくことがダメなわけではなく、ファンを増やしていただける方が外に出かけていくという意味で、前向きに捉えたい」

2日間のフォーラムにはリモートも含めおよそ4900人が参加。コンテンツの楽しみ方が多様化する中、放送・広告業界の未来について考えを深める機会となったようです。