栗拾いの男性がクマに襲われ大けがをした岐阜県高山市では、現場に設置したおりで、けさ、親子とみられる2頭のクマが捕獲されました。
岐阜県高山市上宝町では、おととい夕方、75歳の男性がクマに襲われ、頭から出血して左腕を骨折する大けがをしました。男性は1人で栗拾いをしていて、「親子のツキノワグマに遭遇した」と話していました。
高山市は熊被害対策本部会議を開き、現場に設置したおりで、けさ、親子とみられる2頭のクマが捕獲されたことが報告されました。捕獲した際、近くにはもう1頭のクマがいて、子グマとみられるということです。
高山市によりますと、上宝町の小中学校に対し、保護者による子どもの送り迎えを依頼していて、今月末をめどに市内の全小中学生に「熊よけの鈴」を配る方針です。
岐阜県内のクマによる人身被害は、今年度4件目です。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット 「嘘だと思われる」直撃したユーチューバーを取材 見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









