能登半島地震で被害を受けた子どもたちに卓球を通じて笑顔を届けようと石川県輪島市では13日プロ選手による卓球教室が行われました。

輪島市河井町の輪島高校で開かれたのは、金沢市に本拠地を置くプロ卓球チーム金沢ポートによる卓球教室です。

講師を務めるのはシングルスとダブルスの両方で活躍し若手選手でトップクラスの実力を持つ谷垣佑真選手と西東輝監督。

13日は能登地域などから小中学生を中心に36人が参加し、谷垣選手とのラリーや模擬試合を楽しんでいました。

また、選手との直接対決では子どもたちが、間近に見るプロの技に目を輝かせながら、真剣に挑んでいました。
参加した地元の中学生「部活で卓球をやっているが中学生とはレベルが違うと思ってすごいと感じた。上手だったのでぼくもあそこにいけるように頑張って練習したい」「攻撃しても返ってきて上手いなと思った。こういう身近な機会でプロ選手と打たせてくれてありがたいと思ったしすごく楽しかった」

金沢ポートでは教室を通じて能登に笑顔を届けるとともに、プロの選手を身近に感じることで卓球に興味を持つきっかけになって欲しいと話していました。