霧島・姶良集中豪雨で被災し休業していた鹿児島県霧島市の物産館がきょう13日、営業を再開し、多くの客でにぎわいました。

オープン前から出来た、長蛇の列。13日、営業を再開したのは霧島市隼人町の観光施設「西郷どん村」の敷地内にある物産館「日当山無垢食堂」です。

8月の霧島・姶良集中豪雨では近くの天降川が氾濫し、床上1メートルの高さまで浸水。ボランティアによる片付けのほか、クラウドファンディングでおよそ1か月で1000万円以上の支援金が寄せられました。

2か月ぶりの営業再開に待ち望んでいた客は野菜や果物などを買い求めていました。
(霧島市から)「(再開を)待っていた。復興してすごくよかった」
(伊佐市から)「水害前に3回くらい来たことがあり、どうなっているのか心配で来たがよかった」

13日は、黒糖あめ作り体験もあり、子どもたちの元気な声が響きました。
(日当山無垢食堂 古川理沙さん)「いろいろな苦労はしたが、それよりも皆さんの支えのありがたさが大きい。(再開が)うれしい、これからもしっかり頑張る」
あす14日からは、日当山無垢食堂に併設されたレストランも営業を再開します。