先週、台風22号が直撃し、被害が出た八丈島に再び台風が接近しています。現地から高木記者の報告です。

八丈島のホテルから、窓から離れ、安全に注意してお伝えします。こちら、雨風ともに勢いを増しています。大粒の雨が窓ガラスに打ち付け、時折、ザーザーと音がしています。また、風も勢いよく吹き付けていて、木も激しく揺れているのがわかります。

八丈町役場によりますと、午前4時の時点で、6つの避難所に361人が避難していて、前回の台風で土砂崩れの被害があった末吉地区の避難者が最も多いということです。

警視庁などによりますと、現時点で人的被害の報告は入っていないということです。

今も広い範囲で土砂災害の爪痕が残るほか、停電や断水が続き、被害の拡大や復旧の遅れが心配されています。島民は不安な朝を迎えています。