長野県長野市北部の善光寺周辺でクマの目撃情報が相次ぎ、防犯カメラに参道近くを歩くクマが映っていました。


11日午前2時ごろ、善光寺近くの防犯カメラに映っていたのは、お堂や宿などが立ち並ぶ石畳の道路を歩いていく体長1メートルほどのクマの姿です。

長野市の善光寺周辺では、11日午前2時ごろ、仲見世通りや本堂付近で、捜索していた市の職員が逃げるクマを目撃しています。

観光客:「ほんまですの?そらすごいわ」「ここに出るのは考えられない」

長野市北部では、10日の夜から未明にかけて中学校の校庭や住宅地などでも少なくとも8件の目撃情報が相次ぎました。


1頭のクマが移動していたとみられ、警察や長野市では連休で訪れる人の多い善光寺周辺を中心に警戒にあたり、住民や観光客に注意を呼びかけています。