10月11日朝、大阪府泉南市で開催されていた地元の秋祭りで、巡行していた「やぐら」と呼ばれる山車に、引手の男性がひかれ、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 11日午前7時ごろ、泉南市岡田の路上で行われていた「やぐら祭」で、「やぐらに男性がひかれた」と消防に通報がありました。

 救急車が駆け付け、男性は病院に搬送されましたが、約1時間後に病院で死亡が確認されたということです。

 警察によりますと、死亡したのは泉南市に住む26歳の男性で、「やぐら」を約30人で小屋から出して巡行し始めたところ、事故が起きたということです。

 男性は「やぐら」の左前方で引いていて、何らかの原因で転倒。車輪の下敷きになったということです。

 「やぐら」の重さは約4tとみられていて、大きな車輪が2つついていました。

 「やぐら祭」は、12日まで行われる予定でしたが、男性が引いていた山車は11日の参加を中止したということです。

 警察が当時の状況を詳しく調べています。