
きょう10日(金)の広島県内は、雲も少ないカラッとした秋晴れとなりました。最高気温は、安佐北区三入で28.8℃、広島市中区と安芸太田町加計で28.5℃、各地平年よりもかなり高くなりましたが、空気が乾燥しているので、心地よい陽気となりました。

台風23号は、午後3時現在、南大東島の北約160kmを時速20kmの速さで西へ進んでいます。あす11日には、奄美地方に接近する見込みで、あさってにかけて四国の南海上を通る見込みです。県内への直接の影響はない見込みですが、最新の情報を確認するようにしてください。ただ、間接的な影響として、暖かく湿った空気が入るため、この週末は気温が高くなる予想です。

11日(土)日差し届くがだんだんと雲が多くなる

あす11日(土)は、高気圧の圏内で午前中ほど日差しが届きますが、南から湿った空気が入りやすく、午後から雲が増えるでしょう。夜には雲が厚くなり、にわか雨が降るところもある見込みです。日中の気温は、きょうと同じくらいか、やや高いところがある予想です。最低気温は、内陸や北部ではけさよりやや高くなりますが、それでも1日の気温差が大きいのでご注意ください。



12日(日)湿った空気が入り雲が広がりやすい

あさって12日(日)は、台風が四国の南海上まで北上し、日本海には前線が伸びる見込みです。県内には湿った空気が入りやすく、雲が多い天気となるでしょう。台風由来の暖かい空気が流れ込むため、気温が高くなる予想です。広島市中区の最低気温は22℃、最高気温は32℃となり、きょうよりも4℃ずつ高い見込みです。

13日(月・祝)は雲が多いですが、晴れ間もあるでしょう。来週は、日本海の前線の影響を受けて、すっきりしない日もある予想です。1日の気温差、日ごとの気温差が大きいので風邪を引かないようにご注意ください。



