愛媛県西予市が、深刻な財政危機から抜け出すための、計画を発表しました。
(西予市・管家一夫市長)
「本市は深刻な財政危機に直面している。これを乗り越えるために、財政危機脱却プラン2025を策定した」
西予市の「財政危機脱却プラン」では、来年度・2026年度から3年間を集中改革期間として、長年続く赤字体質から抜け出し、財政の健全化を目指します。
まず目標に掲げたのが、自治体の貯金にあたる「財政調整基金」です。今年度はじめに、およそ2億8000万円だった基金を、2029年度には10億円以上、確保します。
プランでは「公共施設の運営最適化」「財政改革」など、3つを柱に掲げます。
具体的には「一部施設の廃止」や「補助金カット」、「職員の時間外手当の削減」などを行うことにしています。
会見の中で管家市長は、プラン以外にも、来年度から2年間、職員の給与をカットする方針を明らかにし「今後は市民と危機感を共有しながら、市政を運営したい」と理解を求めました。
注目の記事
なぜ多発?各地でクマ被害、原因の1つに「境界線のあいまいさ」か、9月から施行「緊急銃猟」4つの条件【Nスタ解説】

外免切替が厳格化「問題が難しくなった」外国人から戸惑いの声も 住民票の提出義務化、試験内容も大幅見直し

「前の人が足で踏んだら私は手で触りたくない…」和式トイレの水洗レバー「手で押す」?「足で踏む」? 正しいのはどっち?

コーヒー豆を運ぶトラックで「息子は天国に行った」夢を絶たれた29歳のバリスタ 遺志を継いだのは母だった 【人をつなぐコーヒー・前編】

“セクハラ” に揺れる南城市 市議会解散は古謝市長の正当な権限か、乱用か…市議選に2000万円超は税金の無駄? 専門家が語る「制度の想定外」

「いまでも5日は苦手」事件と向き合い続けた父親 娘のストラップはいまも… 20年以上続けたブログにも幕を下ろし 廿日市女子高生殺人事件から21年

