ことし8月の霧島・姶良集中豪雨で被害を受け通行止めとなっていた姶良市加治木町の網掛橋について鹿児島国道事務所は通行再開まで1か月程度かかる見通しを発表しました。

姶良市加治木町の国道10号、網掛橋は、ことし8月の集中豪雨でたもとがえぐられ、橋を支える杭が最大でおよそ3メートル露出し、今も通行止めが続いています。網掛橋は、1日およそ2万5000台の交通量があり、通行止めとなったことで、周辺の店なども打撃を受けています。

鹿児島国道事務所によりますと、これまでに被害や地質の調査、がれきの撤去が終わり、きょう10日、網掛橋の通行再開までおよそ1か月という見通しを発表しました。

一方、県によりますと、同じく8月の集中豪雨で被害を受けた霧島市街地と霧島温泉郷を結ぶ国道223号の塩浸温泉から日の出温泉きのこの里までの2.2キロが現在も通行止めとなっていますが、この区間は、今月中にも片側交互通行で通行再開となる見込です。