45人が全力で駆け抜け、笑顔あふれる
久多良木さんはスポーツ義足の普及を進める東京のNPO法人「ギソクの図書館」と連携して、今回ユニバーサルかけっこチャレンジを招致。飛び込み参加したAPUの学生も含め、県内外の7歳から71歳まで45人が力いっぱい走りました。

(義足で参加の男子児童)「いろんな人と走れて楽しかったです、もっと練習してもっと速くなりたいです」
(義足ユーザーの男性)「健常者の方と走ると圧倒的に負けてしまいますが、こうしたイベントなら接戦になり、楽しめるのが良いと思います」
当日は雨の予報だったため、体育館で25メートル走が行われました。会場にはたくさんの笑顔があふれ、久多良木さんは思いを新たにしていたようです。

(久多良木隆幸さん)「一番の理想は健常者と障害者ともう何の垣根もなく、スポーツ、今回で言えばかけっこですけど、みんなで全力で楽しめるっていう、そういう環境をどんどんどんどん増やしていけたらなと思っています」
運営した「ギソクの図書館」はスポーツ義足の貸し出しを大分市でも行っていて、今後も障害の有無にかかわらず、誰もが楽しく体を動かせる環境づくりを目指しています。