青森県は4月14日、高病原性鳥インフルエンザが発生した横浜町の養鶏場と同じ事業者が経営する町内の別の養鶏場で新たに鳥インフルエンザの発生を確認したと発表しました。

※三村申吾知事
「4月8日発生した農場の関連する農場において新たに高病原性鳥インフルエンザが発生しました」

県は、感染の疑いがあると発表した横浜町の養鶏場について遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザの発生を確認したと発表しました。
この養鶏場は、今月8日に発生が確認された町内の養鶏場の半径3キロ以内にあり、同じ事業者が経営していますが、トリや人などの往来はなかったということです。県によりますと、今月9日に陰性だったものの、14日およそ100羽が死んでいるのが見つかり、簡易検査で9羽が陽性と確認されました。県は自衛隊への災害派遣要請は見送るとしていて、すでにニワトリ11万羽の殺処分を始めているとみられます。