高波にも厳重警戒

台風の接近に伴い、各地で高波が予想されています。11日の奄美地方では波の高さが6mに達する見込みで、うねりを伴う危険な状況となります。

波の高さの予想

10日:奄美地方4m、沖縄地方5m

11日:九州南部5m、奄美地方6m、沖縄地方5m

12日:九州南部・奄美地方ともに5m

大雨による土砂災害に注意

台風に向かう暖かく湿った空気の影響で、沖縄地方、奄美地方、九州南部では大気の状態が非常に不安定になります。特に11日から12日にかけて、激しい雨や非常に激しい雨が降る恐れがあります。

11日午前6時から12日午前6時までの24時間予想降水量は:

九州南部:200ミリ

奄美地方:150ミリ

気象庁は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。

落雷や突風にも注意が必要

大気の不安定な状態により、落雷や竜巻などの激しい突風も予想されます。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保に努めることが重要です。

気象庁は今後も台風情報や防災気象情報に留意するよう呼びかけており、次の台風23号に関する情報(総合情報)は10日午後5時頃に発表する予定です。

台風の接近に備え、早めの対策と安全確保を心がけ、最新の気象情報に注意を払うことが重要です。