MBCでは毎年地域の発展に貢献し、今後の活躍が期待される人たちにMBC賞を贈っています。受賞が決まった3つの団体の活動を紹介するシリーズ。
今回は、公益社団法人 鹿児島県助産師会が運営する鹿児島中央助産院です。

(胎児のエコーを見せながら)「下を向いてお尻がここ、足。羊水もきれい」
鹿児島市の鹿児島中央助産院です。運営するのは県助産師会。

大正11年(1922年)に設立した前身の県産婆会から数えて103年と、県内に4か所ある助産所の中で最も歴史があります。これまで4000人を超える赤ちゃんをとりあげてきました。
(北村愛 院長)「産める体をつくる、育てる体をつくる。それと一緒にメンタルもついてくる」
(妊婦)「備えておきます」

5代目の院長で助産師の北村愛さん。40歳のころから15年間近く、勤めています。この日は来年2月に出産を控えた妊婦の定期健診です。

(来年2月に出産予定の妊婦)「先生の『赤ちゃん、さわるね』という声かけ一つ一つに愛情を感じる。安心して健診を受けられた」