商品券の買い取りの営業を装って、登録を受けずに貸金業を営んだとして8日、東京や宮城、新潟の男ら5人が逮捕されました。

貸金業法違反の疑いで逮捕されたのは、東京都台東区の職業不詳阿部誠己容疑者30歳ら男5人です。

警察によりますと、阿部容疑者らは2024年12月下旬ごろから2025年4月上旬ごろまでの間、「アーネスト」や「エスプランニング」などの複数の会社名を使い、商品券の買い取り会社を装って貸金業を営み、一関市と山田町の40代男性など岩手県外を含めた7人に対して、商品券の買い取り代金の名目で合わせて数十万円を貸し付けた疑いが持たれています。

5月に県内の被害者が弁護士に相談したことで事件が発覚しました。
警察は捜査に支障があるとして、5人の認否を明らかにしていません。

警察はこの5人が法定利息を超える高額な利子を得ていた可能性もあるとして、出資法違反の疑いなどを視野に余罪を捜査しています。