一粒万倍日 大阪の『名物売り場』には鹿児島から来た人も

 そして販売開始から1週間たった11月29日。

 (売り場で呼びかけるスタッフ)
 「本日、一粒万倍日、大変縁起のいい日となっております。いかがですか」
 この日は一粒万倍日。一粒の籾から大きな収穫を得ることができる縁起のよい日とされています。東大阪市の近鉄布施駅近くの売り場「布施ポッポアベニューチャンスセンター」には、午前10時の開店から行列ができていました。
 10億円に夢見る人たち。名物売り場の1日を定点観測しました。

 売り場にいた人たちに「10億円が当たったらどうするか」を聞いてみると…。

 (売り場にいた人)
 「家建て直したい。車買いたい」
 「世界一周旅行に行ってきます」
 「え!?そんなん…怖いです。死んじゃいそう」
 買い方も様々。封筒からお札を取り出す人もいれば、100円玉を数えて30枚出す人も。購入した宝くじに手を合わせる人もいます。そして、遠方から買いにくるお客さんもいました。

 (鹿児島から来た人)
 「鹿児島でちょっと調べたら、ここがけっこう当たると聞いたので、(兵庫に住む)姪っ子にお願いして連れてきていただいたんです。わざわざ。30枚、30枚…90枚くらい(買った)。(Q10億円当たったら何に使う?)まだ考えていないです。予想していませんけど」