10月9日、鳥取県米子市の米子水鳥公園で、北極海沿岸からコハクチョウが初飛来したのが確認されました。

コハクチョウは米子市の鳥にも指定されていて、秋から冬にかけロシアなどから飛来する大型の鳥で、成鳥は全身の羽毛が真っ白で、くちばしの先端が黒いことが特徴です。

10月9日の午前6時半前、コハクチョウ初飛来確認のため、早朝から調査をしていた米子水鳥公園の職員が、園内の池の端を泳ぐコハクチョウ2羽を発見したということですが、その後北西に飛び立ちました。

発見は去年より3日早く、2015年、2020年、2021年の10月7日に次いで統計のある1995年以降で過去2番目に早い初飛来です。

コハクチョウ以外にも、今月は10万羽近くの冬鳥たちが飛来する見込みで、発見した桐原佳介統括指導員は「ぜひ多くの方に来館していただき、冬鳥を目で見て楽しんでいただきたい」と話しています。