2018年には玄米で4トンしか収穫できませんでしたが、去年は20トン、今年は24トンを見込んでいます。


海外では、農薬に頼らないコメの需要が高いということで、細谷さんは肥料も農薬も使わないコメ作りを続けています。

ワッカアグリ 細谷啓太社長:「すぐに耕す方も多いかと思うんですが、我々は(太陽の)紫外線にあてて、稲わらが分解されやすい状態を作ってから土に戻すことが多いです。土にいる微生物もエサが必要なのでこの有機物が活動のエネルギーになる」

アジアやアメリカなどへの輸出専門のワッカアグリですが、日本の「令和の米騒動」をどう見ているのでしょうか?

ワッカアグリ 細谷啓太社長:「あまりにも今混乱期なので、これが5年10年続くとは思えない。ただコメの価値が再考されることに大きな価値があるのかなと思います。コメ作りをどう未来に残していくか、工夫と努力が必要だけれどやりがいある」