島根県浜田市で、未利用の「西条柿」から作った柿酢「柿のしずく」が完成し、販売が始まりました。

浜田産の「西条柿」から醸造された柿酢、その名も「柿のしずく」。
高齢化や人手不足のため収穫されず廃棄される未利用のカキの実を活用して商品化されました。

開発したのは浜田市田橋町にある交流施設「たばせ屋」の小川泰昭さんで、島根県産業技術センターの協力を得て醸造し、商品化にあたっては島根県立大学浜田キャンパスの学生2人にネーミングと瓶のラベルデザインを依頼しました。

おすすめの飲み方は柿酢4・サイダー6の炭酸割りとのことで、浜田市の久保田市長らも試飲して味を確かめました。

島根県立大学 地域政策学部 2回生 太田凌輔さん
「健康につながるものでもあるので多くの人に飲んでもらいたいです。」

「柿のしずく」を開発した 小川泰昭さん
「ずっとあたためてきた思いを実現できてうれしいです。人生、人間健康が一番だと思いますので毎日飲んでもらって元気な社会活動をしてもらえればと思います。」

この「柿のしずく」は「たばせ屋」で一瓶800円(税込み)で販売されています。