福島県川俣町で、毒キノコを調理して食べた家族3人が下痢や嘔吐の症状を伴う食中毒となったことがわかりました。

福島県によりますと、3人は今月6日の午後7時半ごろ、自宅で食用のヒラタケとして知人から譲り受けたキノコをバターで炒めて食べたところ、およそ1時間半後に下痢や嘔吐の症状を訴え、福島市内の医療機関を受診しました。

その後、県北保健所が調査し、3人が譲り受けたのは毒キノコのツキヨタケで、それを食べたことによる食中毒と断定しました。3人は現在、回復しているということです。

県は、判別できないキノコは「採らない、食べない、人にあげない」を徹底するよう呼びかけています。