広島県は、三原市本郷町の河川などで行った有機フッ素化合物=PFASの調査で、「国の指針値を超える値は検出されなかった」と公表しました。
このPFASの調査は、県が、9月22日に▽日名内川3地点と▽周辺の地下水2地点で採水したものです。
県によりますと、一番高いところで13ng/Lと、国の指針値を超える値は検出されませんでした。
一方、PFASは、自然界には存在しない化合物ですが、今回、全ての地点から検出されました。

今回一番値が高かったのは、産業廃棄物処分場の排水が流込む場所です。
7月に、地域住民がその排水を採取して専門機関に依頼した調査では、指針値を超えるPFASが検出されました。

今回の調査は、その情報提供を受けて実施されました。
県は今回、指針値の超過がなかったので、調査は終了するということです。