福島県三春町出身で、パラリンピック車いすラグビーの金メダリスト・橋本勝也選手が8日、県庁を訪れました。先週まで海外に武者修行に出ていたという橋本選手に今後の目標を聞きました。

8日、日本代表の練習着姿で福島県庁を訪れた車いすラグビー日本代表の橋本勝也選手。三春町出身の橋本選手は去年パリパラリンピックに出場し、チーム最多の79得点を挙げ、史上初の金メダル獲得に大きく貢献しました。8日はその時に着ていた日本代表ユニフォームのレプリカを県に寄贈しました。

橋本勝也選手「決勝で金メダルを取った瞬間のユニフォームの色が白だったので、僕としても白のユニフォームに思い入れがあるのでこちらの色にした」

先週までおよそ1週間、ブラジルのリーグに参加し武者修行をしていたという橋本選手。今年行われた国際試合ではキャプテンを務めるなど名実ともに日本代表の中心に上り詰めました。そんな橋本選手の今後の目標は…

橋本選手「(来年の)世界選手権で金メダルを取ってMVPを獲得する。それが僕なりの世界一の表し方だと思っているので、まずはそれに向かってひたすら努力を重ねていきたいし、その中で多くの方に夢や希望を与えられたらいいなと思う」

金メダルとMVP。日本代表をけん引する橋本選手はさらなる高みを目指します。贈呈されたユニフォームは今後、福島県内で開催される障害者向けのスポーツ教室で披露されるということです。