馳浩石川県知事は8日、金沢市内で取材に応じ自民党の新総裁に就任した高市早苗氏について「同年代で国会議員時代の26年間、共に活動し、ときには清和会という同じ派閥にも所属をし、前々回の総裁選で私も推薦人になった」と関係性を振り返りました。

そのうえで「もともと彼女の積極財政を私も支持してきたし、まず経済対策といった部分を頑張ってほしい」とエールを送りました。

一方、連立については「少数与党である以上は、まずはやっぱり自公の絆。その上で政策ごとの部分連合というのはやむを得ないんだろうと思うが、そのためにも高市さんを支える自公のチームが、他の政党の皆さんとも丁寧に議論を積み重ねていく、その納得感というのが国民の皆さんに伝わることが必要ではないか」と述べました。

馳知事は高市氏の総裁就任が決まったその日にメールで祝福のメッセージを送り、本人から返事が返ってきたと明かし、「『当面、国会日程と外交日程があるので、それが終わり次第、速やかに被災地にもまいります』という報告をいただいておりまして、実務的に日程を詰めていきたい」と話していました。