長野県中野市の舗装工事会社「北信舗装」が9月26日に長野地裁から破産手続き開始決定を受けました。

民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、北信舗装は1978年の創業で、地元のアスファルト製造会社や建設会社から舗装工事の受注を得て、1997年5月期には年間売上高はおよそ1億2200万円を計上していました。

しかし、公共工事の減少や競合の激化などから受注は減少し、2000年5月期の年間売上高はおよそ8800万円に落ち込んでいました。

収益面も悪化して資金繰りがひっ迫し、2002年7月には債務の履行が困難となり、実質事業を停止していました。債務を整理するため今回、法的措置を取ることになったということです。

負債はおよそ6000万円だということです。