大学生など15人が死亡した軽井沢町のスキーツアーバス転落事故の遺族が、高校生に交通安全や命の大切さを伝えました。

田原義則さん:「私たち家族は何年たってもあの日のことを忘れていません」
軽井沢高校で7日開かれた講演会には、事故で息子を亡くした3人の遺族が登壇しました。

この事故は2016年の1月15日の未明、軽井沢町の国道でスキーツアーバスが道路脇の崖下に転落したもので、大学生と乗員合わせて15人が死亡しました。

大谷慶彦さん:「自分自身が何をすれば(事故に)あわないかを自分事として考えてください」
遺族はわが子を亡くした悲しみや、再発防止の思いなどを語り、全校生徒162人に、交通安全を呼びかけ命の大切さを伝えました。














