山登りの際に注意することは…?

広島市森林公園こんちゅう館の藤井智展技師によりますと、ハチの活動が活発になるのは、7月後半から10月ころ。巣が成熟し、個体数も増えるそうです。
特にこの時期は、スズメバチによる被害が多いそうで、登山などで人が山に入る機会が増えるため、ハチに遭遇する機会も増えるようです。
▼ハチは種類によって巣を作る場所は異なりますが、山小屋や、木の根元(地中)に作られることが多いそうです。

▼基本的に、ハチはいきなり攻撃をすることはありません。
巣に近づくと、ハチはカチカチと音を鳴らして威嚇をしてきます。
前兆行動を見たら、激しい動きを避け、ゆっくりその場を去ることが大切です。
▼服装にも注意が必要です。
ハチは黒いものに反応するといわれているので、黒っぽい服装は避けることが
大切です。
▼刺されたときは、速やかに病院へ。
山登りをする際は、足元だけでなく周囲をしっかりみて、
音にも耳を澄ましながら歩くようにしましょう。